“ADIDAS(アディダス)”の伝統や歴史を尊重しつつ、現代的な解釈を加え、コアなファンをも唸らせるコレクションを展開する“SPZL(スペツィアル)”。1980年代にフィリピンで製造され、ヴィンテージ市場でも人気を集めるランニングシューズ“SQUIRE(スクワイア)”をベースに、ファッショナブルなスタイルへと刷新したのが今作“PAMPANGA(パンパンガ)”。
フィリピン・ルソン島の中部に位置する州から名付けられた“PAMPANGA”は、1970年代のレトロな雰囲気を再現。ソールユニットには“SPZL”として初めて3Dプリントを採用し、EVAミッドソールを組み合わせた新たなアウトソール金型を製作。これによって、70年代の伝統的なランニングシューズとトレーニングシューズの間で、機能的なテクノロジーが本格的に進化する以前のデザイン言語を体現している。
アッパーは汎用性を重視してブラックとホワイトを基調に、ナイロンとスウェードを組み合わせてアパレルとも合わせやすい仕上がり。レトロかつ新しい魅力を宿した“PAMPANGA”は、“SQUIRE”を現代的にアップデートした“SPZL”らしい意欲作といえる。
日本国内では2025年3月27日にアディダス取扱店にて発売予定。価格は19,800円 (税込)。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのTwitterやFacebookなどで報告したい。