カリフォルニア出身の気鋭デザイナー“WILLY CHAVARRIA(ウィリー・チャバリア)”が、“ADIDAS ORIGINALS(アディダス オリジナルス)”と手を組み、NBAレジェンド“KAREEM ABDUL-JABBAR(カリーム・アブドゥル=ジャバー)”の名作をエレガントにドレスアップ。チャバリアは自身のルーツであるチカーノコミュニティや労働者階級のリアリティをモードへ昇華し、2023年にはCFDAメンズ最優秀賞を受賞した実力派デザイナーだ。サステナブルとハイエンドを両立する姿勢で、パリやニューヨークのランウェイでも存在感を示している。最新コラボのベースは、1970年代後半に登場した“JABBAR LOW(ジャバー ロー)”。当時“KAREEM”が着用し、バスケットとストリートを繋いだアイコンを、チャバリアは“ブラックタイでも映えるドレスシューズ”の発想で再構築した。つま先はポインテッド気味に削ぎ落とし、ロープロファイルなミッドソールへリシェイプ。アッパーは艶やかなフルグレインレザーとスウェードトウキャップのコンビネーションで高級感を強調した。サイドのスリーストライプス横には従来の“JABBAR”ではなく“KAREEM”と"WILLY"の金箔ロゴを配置し、クラシックへのオマージュを添えている。シュータンラベルは“WILLY CHAVARRIA”、“KAREEM ABDUL-JABBAR”、“ADIDAS”のトリプルネーム仕様。インソールはナチュラルタンレザーに型押しロゴを刻み、足を入れた瞬間からラグジュアリーな質感を堪能できる。カラーはブラックとオフホワイトの2展開。チャバリアが幼少期に憧れた“ラティーノ×ADIDAS”カルチャーを現代に伝えるリミテッドピースになる。
海外では2025年5月8日にアディダス オリジナルス取扱店にて発売予定。価格は$250。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。
■BLACK(JR6860)
■OFF WHITE(JR6859)