ブロークコアに寄せた現代的アレンジで登場!
"ADIDAS(アディダス)"の創業者"ADI DASSLER (アディ・ダスラー)"の手によって、フットボールシューズとして生み出されたことに始まる。1950年のFIFAワールドカップブラジル大会に合わせてリリースされ、開催国ブラジルを象徴する陽気な音楽ジャンルからその名を拝借した"SAMBA (サンバ)"。当初は凍てつく冬のピッチでも滑らないよう、靴底に3つの穴を設けたスパイク仕様として開発され、アッパーの補強を兼ねて初めてスリーストライプスが取り入れられたことでも知られている。1970年代には、現在も愛されるアイコニックな"Tトゥ"を備えたシャープなシルエットへと進化。グリップ力に優れたガムソールとの組み合わせによるフラットなデザインが、英国発祥のサポータースタイル"CASUALS (カジュアルズ)"と共鳴し、ストリートカルチャーへと浸透。以来、サブカルチャーとも深く結びつきながら、多くの人々の日常に欠かせない定番モデルとしての地位を確立し、近年の"ブロークコア"トレンドともマッチすることから、その人気は再び爆発している。
ヴィンテージ感とモダンな雰囲気が絶妙に融合したニューカラーがリリースへ。アッパーのベースは、温かみのあるクリームホワイトのレザー。その柔らかな風合いに、サイドを駆け抜けるスリーストライプスには、鈍い光を放つガンメタリックを採用。このコントラストが、クラシックなシルエットにシャープで都会的な印象をプラスしている。今作では、アイコニックなTトゥをあえて省略し、つま先の両サイドに放射状のステッチを組み込むことで、往年のフットボールスパイクのような雰囲気を演出。そして最大のポイントは、シュータンに採用された折りたたみ式のロングタン。このディテールが、"SAMBA"の持つフットボールのルーツを色濃く感じさせ、スタイリングに個性的なアクセントを加える。
日本国内では2025年6月1日にアディダス オリジナルス取扱店にて発売予定。価格は16,500円 (税込)。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。