時代を超えた魅力が宿るジャーマントレーナー!
1970年代後半、ドイツ連邦軍のインドアトレーニングシューズとして誕生した、通称"ジャーマントレーナー"。当時、"PUMA(プーマ)"との製造競争の末に"ADIDAS(アディダス)"が手掛けたこの一足は、ベルリンの壁崩壊後、軍の放出品として市場に流出。そのミニマルで実用的なデザインに、ベルギー出身のデザイナー、"MARTIN MARGIELA(マルタン・マルジェラ)"が着目。自身のコレクションで発表したことが、ファッションシーンで評価される大きな転機となった。現在ではマルジェラの「レプリカ」ラインの象徴的な一足となっているほか、"DIOR(ディオール)"や"COMMON PROJECTS(コモン プロジェクツ)"もこぞって同様のフォルムを取り入れるなど、時代を超えたマスターピースとして評価を受ける。
アディダスは、その正統な後継モデル"BW ARMY(BW アーミー)"を現代のファッションシーンに向けて展開しており、最新作ではブラウンとホワイトの2色が登場する。アッパーは上質なスムースレザーをベースに、Tトゥやスリーストライプスには同色のスエードを配置。ガムラバーのアウトソールを使い、質実剛健なミリタリーの出自と洗練されたスタイルを両立させている。
日本国内では2025年6月28日にアディダス オリジナルス取扱店にて発売予定。価格は15,400円 (税込)。また新たな情報が入り次第、スニーカーウォーズのXやFacebookなどで報告したい。
■ダーク ブラウン/ダーク ブラウン (JR2003)
■ホワイト/ホワイト (JR2002)